スキーに興味があるのだけど、
- スキーの魅力ってどんなところ?
- どこが面白い?何を楽しめばいいの?
- スキーのメリットは?
- スキーのデメリットは?
このようにお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スキーのメリットとしては、景色が綺麗、疾走感がある、自由で開放的、一人でも皆でも楽しめる、全身運動になる、生涯スポーツにできる、成長を実感しやすい、競技に挑戦できる、ご飯や温泉が楽しめる、など複数あります。
スキーのデメリットとしては、寒いことやスキー場まで遠いこと、費用がかかる、天候の影響を受ける、怪我のリスクがある、などが挙げられます。
当記事ではスキー歴7年目の筆者がスキーのメリットおよびデメリットについて詳しくご説明いたします。
スキー初心者さんは、当記事により、スキーの魅力から注意点までを知ることができます。
スキーには様々な楽しみ方がありますが、当記事では、スキーに行ったことがない方や、
少しでもスキー興味のある方、スキー初心者の方に向けて、ゲレンデスキーの魅力をお伝えします。
当記事をきっかけに、少しでもスキーに行きたいと思える方が増えることを祈っております。
まず初めに、スキーのメリットを詳しく解説し、その後にスキーのデリットまで包み隠さずご紹介いたします。
スキーのメリット9選
スキーには次のようなメリットが多数存在し、そのメリット一つ一つがスキーでしか得られないことが多いです。
本章では、スキーのメリットを詳しく解説しています。
視界に広がる銀世界
スキー場の景色は他には代えがたく、視界いっぱいに広がる白銀世界には目を見張るものがあります。
具体的に、次のような景色を見ることができます。
特に、晴れた日のスキー場の景色は輝いており、思わず、
最高やなあ。
と何の変哲もなく、面白くもなく、凡庸な感想をつぶやいてしまいます。
疾走感
スキーは皆さんの予想以上にスピードが出ます。
ゲレンデスキーといえども、ブレーキを掛けずに直滑降すると、みるみる速度が上昇します。
(初心者さんは真似せず、ブレーキを掛けながら滑りましょう。)
少しスピードを出したときの疾走感は、何者にも代えがたい気持ちよさがあります。
これだけのスピードが出ているのにもかかわらず、自分の身体操作(スキー板操作)次第で、スピードをコントロールできるところも非常に楽しさを感じるポイントです。
スキーは最速いくらまで出るの??
スキー競技の中にダウンヒルという種目あるんだけど、
時速130kmに達すると言われてるよ!
自由で開放的
もちろんスキー場によって大小ありますが、スキーゲレンデはかなり広大で、開放的に感じることも多いでしょう。
特に、スキー場の頂上から下の景色を見下ろしたときには、圧倒的な開放感と気持ちよさがあります。
ぜひ山頂に行けるスキー場の場合は行ってみることをオススメします。
山頂からだとずーっと下まで続くコースを見下ろすこともできるね!
うん。滑り終わるまでかなり距離があるようにみえるけど、そこを今から一気に滑るんだと思うと、ワクワクとした気持ちになるよ!!
一人でも皆んなでも楽しめる
スキーは一人でも皆んなでも目一杯楽しむことができます。それぞれの楽しみ方についてご説明いたします。
一人で楽しむ
初心者さんの場合は少し難しいかもしれませんが、スキーに慣れてきたら、一人でスキーを楽しむこともできます。
- 自分の好きな時間に、好きなペースで楽しめる
- 自分と向き合う良い時間になる
- 自分の滑りをじっくり考察しながら、うまくなる方法を模索できる
- 何者にも邪魔されない時間を作り出せる
- ストレス発散になる
- リフトの隣にたまたま座った方とおしゃべりできる
■一人スキーをオススメできる方
- 自分のペースで滑りたい方
- スキーが上手くなりたい方や、練習したい方
- まとまった時間を確保して自分と向き合う時間が欲しい方
- 自分にあった負荷の運動をしたい方
- ストレス発散に思い切り滑りたい方
皆んなで楽しむ
スキーは、もちろん多人数でも楽しむことができます。以下に楽しみ方を示します。
- 行きの車で楽しくおしゃべり
- リフトで語り合える
- 上手な方がいた場合、教えてもらえる
- きれいな雪景色とともに、写真が撮れる
- 自分の滑りの動画撮影をしてもらえる(客観的に自分の滑りが確認できて面白い)
- スキー後に皆で宿泊も楽しめる
■多人数スキーをオススメできる方
- 大人数でワイワイ楽しみたい方
- スキーを教えてもらいたい方
- 写真や動画を撮りたい方
- 宿泊する際に大勢で楽しみたい方
- 一人では寂しさを感じる方
全身運動
スキーは全身運動であり、運動不足解消に適したスポーツといえます。
スキーには様々な動きがあります。
例)
- 体を前倒しにして前傾姿勢を維持する
- ターンのとき、外足に荷重をかける動きをする
- 腰の左右、前後の移動
- ストックワークによる手の動き
したがって、スキーにより鍛えられる筋力や能力は多くあり、順にご説明いたします。
足腰
スキーは上下運動(軽い屈伸運動)を繰り返しながら、ターンする(曲がる)スポーツであるため、非常に足腰を使います。
さらには、足の指や足首などにも力が入るため、その箇所も疲労します。
背中
スキーは前傾姿勢を保ちながら、滑走するため、常に背中の力が必要になります。
また、うまく滑るためには、背中を伸ばした姿勢より、背中を少しかがめたような猫背の姿勢を維持することが大事です。
猫背になると、空気抵抗が少なくなる上、板操作しやすい体のポジションになります。
このように、背中を丸めた状態を維持しようとすると、背中が鍛えられます。
個人的には、スキーで1日中滑ると、足腰と背中がかなり筋肉痛になるよ。
バランス感覚
スキーは両足のスキー板でバランスを取りながら滑走します。
したがって、転倒しないように滑ろうとする過程で、バランス感覚を鍛えることができます。
体幹
スキーでは、前述の通り、前傾姿勢を維持したり、ターンの際に荷重移動したりするため、体幹の強さも必要になってきます。
したがって、何本もスキーを滑走することにより、体幹が知らぬ間に鍛えられています。
体力
スキーは全身運動であるため、カロリー消費量も多いです。
また、運動によるカロリー消費に加えて、寒さによるエネルギー消費も存在すると考えられます。
ダイエットを検討している方は、1日スキーを滑ってみてははいかがでしょうか。
■スキーの消費カロリーについて
体重60 kgの方が、 10分間スキーをした場合の消費カロリーは次のとおりです。
したがって、1日中(6時間程度)滑走した場合、約2000 kcalも消費する可能性が考えられます。
生涯スポーツ
スキーは上述した通り、全身運動であることから、筋力や体力を必要とするスポーツではありますが、自分の体にかける負荷は、自分の滑る速度や頻度などにより調節することが可能です。
そのため、スキーは、子どもから若い世代、さらにはシニア世代に至るまで、生涯楽しむことができます。
成長をすぐに実感
スキーは、他のスポーツと比較して成長が実感しやすく、楽しく感じることが多いでしょう。
以下にスキーの成長を感じられる例を示します。
経過日数 | 成長例 |
---|---|
スキー初日 | 数メートルも滑らない間に、転倒する |
スキー二日目 | ゲレンデを一度も転倒せずに滑ることができる |
スキー三日目 | 比較的、思い通りにターンができる |
これは、実際私が経験した成長例です。
特にスキーを初めたての頃は、目に見えて上達するので、スキーを初めて間もない頃から、スキーの面白さを実感する事ができます。
スキー競技に挑戦できる
スキーには様々な競技があります。以下にスキー競技の例を示します。
スキー競技 | 概要 |
---|---|
アルペン | 斜面を高速で滑降しながら、設定されたポールの間を通り抜け、順位を競う。回転、大回転、スーパー大回転、滑降などの種目がある。 |
クロスカントリー | 平地や起伏のある長距離コースを滑りながら、順位を競う。スピードおよび耐久力が求められるため。 |
ジャンプ | ジャンプ台からジャンプし、飛距離やジャンプ姿勢を評価する競技。 |
技術戦 | タイムレースではないが、スキー技術の精度や完成度を審査員が評価する競技。 |
自分の好きな競技を見つけ、それに挑戦することが可能です。
また、多くの競技があるので、その数だけ違った楽しみを発見できるのも大きな魅力といえます。
スキー後の温泉やご飯が最高
1日スキーをすると、体の疲労はかなり溜まります。
したがって、スポーツ全体にも言えることだと思いますが、スキー後に食べるご飯は格別です。
さらには、冷えた体を温められる温泉に浸かれば、最高の気分です。
■スキーのメリット9選
- 視界いっぱいに広がる白銀世界が圧巻
- 疾走感を実感できる
- 自由で開放的
- 一人でも皆んなでも楽しめる
- 全身運動になる
- 生涯スポーツとして楽しめる
- 成長をすぐに実感できる
- スキー競技に挑戦できる
- スキー後のご飯や温泉が最高
スキーのデメリット5選
上述の通りスキーには多くのメリットが存在しますが、その下記のような反面デメリットも存在します。
本章では、スキーのデメリットを詳しく解説していきます。
寒い
ご想像の通り、スキー場は寒いです。
しかし、スキーウェアやニット帽、マフラー、手袋などの服装を装備すれば、十分解決できます。
私は寒いのが苦手だけど、大丈夫かなあ??
スキーウェアなどを着ていれば、よほどの悪天候じゃない限り、意外と平気だよ!!
そのうち体も温まるから、多少寒いくらいが丁度いいかも!
スキー場が遠い
スキー場は山奥にあることが多く、特に都市部在住の方にとっては、スキー場までの距離が遠いことがデメリットでもあります。
しかし、日本にはスキー場がある県の方が多く、意外と近い距離にスキー場があることも多いです。
最寄りのスキー場を検索してみましょう。
例えば、東京に在住の方は、群馬、栃木、新潟、長野などの主要なスキー場まで、車で2,3時間でいける事が多いです。
大阪在住の方は、隣県である兵庫県や滋賀県まで、車で1~2時間の距離にスキー場があることも珍しくありません。
日本の都道府県のうち、35都道府県にスキー場が存在します。(下記URLから引用)
自分の住んでいる場所の割と近くにスキー場がある可能性は高いので、一度調べてみましょう。
費用がかかる
スキーをするためには、交通費、リフト券代、レンタル代などの費用がかかります。
相場としては、日帰りスキーの場合は15000円、宿泊ありのスキーツアーなどでは25000~40000円ほどはかかると考えておいたほうがいいでしょう。(値段はあくまで目安です)
スキー費用の詳細は、「【5分でわかる】スキーに行く前の3つの準備!」で詳しく解説しています。
天候の影響を受ける
天候により、スキーの滑りやすさは変わってきます。
天気 | ゲレンデコンディション |
---|---|
気温が低めで晴れ | 文句なし |
気温が高い | 雪が溶け始めてビシャビシャ。板が止まる。 |
雪 | ゴーグルが必須。雪面の滑りやすさは問題なし。 |
大雪 | 新雪でモコモコの雪面になる。初心者さんは滑りづらい。玄人は逆に好きかも。 |
強風 | 寒い。リフトが停止する可能性あり。 |
強風+雪 | 超寒い。 |
晴れもしくは曇りで、気温が高すぎず、風が吹いていない天候が最高のコンディションです。
また、近年温暖化により、雪不足の地域もあります。あらかじめ雪の量を調べておきましょう。
あくまで筆者の独断と偏見ですが、積雪量と雪面コンディションの関係を以下に示しますので、ご参考ください。
積雪量 | ゲレンデコンディション |
~30 cm | ・一部のコースのみがオープンしている ・雪がかなり少なく、ゲレンデの幅が狭い ・木の枝などが飛び出ている可能性があり、満足に滑れないかも |
30~60 cm | ・複数のコースがオープンしている ・コースも広めで、1日中遊べて、満足できる |
60 cm~ | 文句なし |
怪我のリスク
スポーツには怪我がつきものです。
特に、スキー初心者さんは転倒する回数も多いため、怪我には十分気をつけましょう。
転ぶ時に気をつけることはある??
とにかく体全体で転ぶことを意識するといいよ。
また、転倒の際、手はむやみにつかないようにしよう!!
また、滑走中に、他の人と衝突する事故も発生しています。
衝突を回避するために、下記のことを意識しましょう。
■衝突防止のため意識すること
- 転倒した際、なるべくゲレンデの端に移動(他の人の邪魔にならない位置に移動する。)
- 前の人を抜かす際、前の人の動きをよく見て、慎重に追い越す(スキーは後ろから来ている人の動きが確認しづらい。前を滑っている人が優先。)
- スピードをコントロールする(すぐ止まれるスピードで滑走する。)
- スノーボードは真横に動くため、注視しておく
■スキーのデメリット5選
- 寒い・・・防寒具などの対策が必要
- スキー場が遠い・・・車で1〜2時間はかかる人が多い
- 費用がかかる・・・日帰りで15000円程度、宿泊で25000円~
- 天候の影響を受ける・・・気温、天気、積雪量により、ゲレンデコンディション変化
- 怪我のリスクがある・・・転倒や衝突の危険性あり
まとめ
当記事では、スキーのメリットおよびデメリットについて詳しく解説いたしました。
■スキーのメリット9選
- 視界いっぱいに広がる白銀世界が圧巻
- 疾走感を実感できる
- 自由で開放的
- 一人でも皆んなでも楽しめる
- 全身運動になる
- 生涯スポーツとして楽しめる
- 成長をすぐに実感できる
- スキー競技に挑戦できる
- スキー後のご飯や温泉が最高
■スキーのデメリット5選
- 寒い・・・防寒具などの対策が必要
- スキー場が遠い・・・車で1〜2時間はかかる人が多い
- 費用がかかる・・・日帰りで15000円程度、宿泊で25000円~
- 天候の影響を受ける・・・気温、天気、積雪量により、ゲレンデコンディション変化
- 怪我のリスク・・・転倒や衝突の危険性あり
以上のスキーのメリット・デメリットをご参考いただき、スキーを楽しんでください。
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